先週末、ライタースクールのエキスパートコース2日間のうち、1日目の講師を勤めさせていただきました。

このご時世にライターになりたいと思ってくれる方がいるのなら！　大役を引き受けたからにはと意気込んで、膨大な資料を集めてしまいました。←職業病。
講義内容は、昨年9月から練りはじめました。ビューズ代表の鈴木絢子さん、コラムニストの梅野利奈さん、ライターでモデルの高木沙織さんたちと集まり、わかりやすい内容を目指して資料の修正を重ね、当日を迎えました。大好きな3人と会えるのは楽しいものの、実は私、去年から緊張していたのです。

講義の柱はざっくり分けて3つ。ライターが書く現場について・切り口と相場観のライター思考・正しい日本語表記。

編集者だった父に、私が学生の頃から言われてきたこと、各編集部のあの方やその方に言われてためになったこと、校閲室にいた方の朱字。まだまだ、もう数えきれません。しかもみんな、背中を見せる職人タイプが多いから、列記とした講義をしてもらうわけじゃない。自分、意外と記憶力がいいようでちょっと安心。いや安心している場合じゃない。なにしろ10年以上の月日で得た現場での実例を、1日の講義に盛り込むには量が多すぎるわけで、この分なら1年間のカリキュラムも作れるかもしれません。でも今回の内容は、1日にぎゅっと濃縮しました。わかってくれたかな。伝わったかな。生徒さんたちがこれから書くことに、生かしてもらえますように！　書くことが楽しいと思ってもらえますように。

薬事法を学ぶため、コスメコンシェルジュの小西さやかさんの授業も行われるとあって、美容ライターを視野に入れている生徒さんが多かったイメージです。多様な職業の生徒さんたちが集まり、書くことってライターだけの職業ではないよねと実感。みなさん、2日間本当におつかれさまでした！

受講してくださった方には、前列3人の講師が持っている、ライタースクールエキスパートコース修了証をお渡ししています。

ベーシックコース、エキスパートコースともに、1年を通して数回開催されます。ご興味を持っていただいた方はぜひ詳細をご覧ください。
web検定も始まりますよ！

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ビューズのみなさん、素敵な機会をいただきありがとうございました。
生徒のみなさんも、ありがとうございました。