『Brazil』ー未来世紀ブラジル
2014年最初の映画は、ブルーレイクオリティで観れた『Brazil』。20世紀のどこかの国の誰かの話という設定の1985年の作品。
当時思い描かれた未来都市の様子がレトロアナログで可愛らしい。ハイテクなつもりのアナログがかもし出す独特な世界観が印象的。
あらすじ:主人公サムは公務員。今の社会のありかたに疑問を抱きつつ仕事をしている。一度は昇進を断った彼。ある日、頻繁に彼の夢に出てくる女性と実際に出会う。名前もわからない彼女の情報を集めるため機密情報にアクセスするための昇進を決意。起きてはならなかった単純ミスの修復、頻繁に怒るテロの犯人は彼女なのか!? 謎を追う彼が最後にいきついたのは……。
夢と現実が交差する設定にまんまとだまされた。下記Youtubeで聴けるテーマ曲は、ビールのCMに使われていたはず。この曲のことを単純に”明るくて爽やか”と思えなくなってしまった。
テリー・ギリアム監督による管理社会への痛烈な批判だそう。なるほど。