『Side Effects』
一粒の錠剤があなたの人生を変える。
Side Effects、副作用。
【あらすじ】
精神科医バンクス(ジュード・ロウ)は、治療のため患者のエミリー(ルーニー・マーラー)に新薬を投与する。しかし、エミリーは副作用として夢遊病に悩まされるようになり、無意識状態で殺人を犯してしまう。投薬したバンクスと実行犯のエミリーのどちらが裁かれるのかが社会問題になるなか、エミリーの前主治医(キャサリン・ゼタ・ジョーンズ)の存在が影を落とし、事態は複雑に絡み合っていく。
『セックスと嘘とビデオテープ』で26歳にして監督デビューしたスティーブン・ソダーバーグの引退作品が、9月6日よりロードショー。
脳内ホルモンの比率を投薬で操ることで、自殺しか考えられなかった患者が生きるために何かを食べようと思えるようになるなら、新薬でもなんでも使ってひとりでも多くの命を救って欲しい。新薬発表に利権が切り離せなくても、その投薬効果は確実なものであるべきです。
どんな副作用があるかはわからないが、IQが200になる薬があるとしたら、それを飲む人は何人いるかな。頓服したらどんな世界が見えるのでしょうか?
そんなことを考えた観賞後でした。