『FACE FORWARD』
90年代から欲しかった本が手に入った。
今は亡きKEVYIN AUCOINが出版したの三冊目にあたる本が『FACE FORWARD』。
日本では資生堂インウィのプロデュースをしたことで有名になったアーティストといえばわかる人も多いか。
人種も性別も関係なく人に接する彼の愛情深さがメイクに表現されている。
インタビューしたかった人物のトップ10に入る。
いまだ人気の米ドラマ『SATC』にも本人役として出演していた。
どこかのシーズンの初回で、キャリーがランウェイを歩いて大転倒する回だったか。
本書では名だたる女優たちがメイクによる大変身を楽しむ姿をみて、
顔は心の鏡だと思い知るような衝撃を受けたのは15年(?)近くも前。
2013年にページを開いてもその思いは変わらなかった。
流行を追うのも大切かもしれない。
群衆心理から解き放たれて、自分の顔を心から愛せるようになったら素敵だ。
メイクをして変わった自分を楽しんだことがある人なら、眺めているだけで満足した時間を過ごせる本。
Face forward.
前を向いていこう!
PHOTO BY KARSTEN PATZWALDT